前回は、クリスティナ・サハキャン(Kristina Sahakyan)が歌うトゥン・サリ・マゼド・サリが、ハムシェンの歌手ギョハン・ビルベン(Gökhan Birben)の曲のカバーであったこと、その歌詞をアルメニア語に訳したのが民族誌学者のセルゲイ・ヴァルダニャン(Sergey Vardanyan)だったこと、そして「マドモネド・モナ(Madmoned Mona)」が、実は人名ではなく、「紡錘を回せ」すなわち「イリケド・マニル(Ilikd Mani’r)」と同じ意味であるということを突き止めました。
今回はいよいよ最終回、モナ・モナの第1段落にあったストーリーの飛びの謎に迫ります。
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